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更新日:2024年10月28日
管内市町村(龍ケ崎市・牛久市・稲敷市・美浦村・阿見町・河内町)の各産地の動きについて紹介するページです。
10月16日、JA水郷つくば大根生産部会は、大根共同洗浄選別施設(牛久市)において秋冬ダイコンの目揃え会を開催しました。当日は、部会員30名の他、牛久市、JA、指定市場などの関係者約20名が参加し、出荷に当たっての選別基準の目揃えを行いました。「河童のキューちゃん」がトレードマークの「うしく河童大根」は生食に適し、瑞々しくシャキシャキとした食感と柔らかな肉質が特徴です。今年の秋冬大根は、猛暑の影響で生育がやや遅れていましたが、これから12月にかけて品質の揃った大根が首都圏を中心に出荷されます。
龍ケ崎トマトは近年、生産量の少ない希少なファースト系トマトです。その龍ケ崎トマトは9月中旬に種まきが行われ、ポットに移植された後もすくすくと育っています。今年は9月下旬以降に曇雨天の日が多く、育苗管理に苦労されているようです。順調に生育が進めば、10月下旬から11月頭に定植が行われ、来年1月末から収穫・出荷が始まる予定です。
8月中下旬に播種が行われた抑制栽培の「江戸崎かぼちゃ」は、9月20日頃から交配が始まり、順調に着果しています。着果したカボチャには、一つ一つマットを敷き、キズから守るため、クラフトテープを貼る作業が随時行われています。生産者からは「現時点で今年の生育は良く、作柄は良い」との声が聞かれます。
稲敷地域では水稲の収穫がだいぶ進み、全体の約9割が収穫を終えています。主食用米品種に続き、「夢あおば」や「オオナリ」など飼料用米品種の収穫が9月下旬から始まりました。乾燥・調製も順調に進み、順次出荷されています。これまでのところ台風等の被害もほとんどなく、収量も平年並との声が聞かれます。
稲敷地域では水稲の収穫最盛期です。「コシヒカリ」に引き続き、「にじのきらめき」の収穫が9月第2週頃から始まりました。「にじのきらめき」は収量性が高く、高温耐性を持つため作付け面積が拡大しています。早生の「あきたこまち」なども含め、これまでのところ収量は平年並とのことです。
平年よりやや早い8月20日頃から、「コシヒカリ」や「ミルキークイーン」など中生品種の収穫が始まり、稲敷地域は水稲の収穫最盛期を迎えました。早生の「あきたこまち」なども含め、これまでのところ収量は平年並との感想が多く聞かれます。また、地域内の直売所では、新米が並び始めました。
茨城県の銘柄産地指定を受け、地理的表示保護制度(GI)にも登録されている、「江戸崎かぼちゃ」の抑制作型の播種が8月17日から始まりました。現在少しずつ芽が出てきており、発芽率も良好です。今後順調に生育すれば、11月下旬から10日間ほどの期間出荷される予定です。
茨城県青果物銘柄産地の指定を受けている「うしく河童大根」のは種が8月中旬から始まりました。7月中旬からまとまった降雨がなく猛暑が続く中、発芽が遅れていましたが、台風7号による降雨が恵みの雨となり発芽が揃ってきました。は種は9月中旬まで続き、順調にいけば収穫は10月中旬から始まり12月中旬にかけて、みずみずしく品質の高いダイコンが首都圏等に供給されます。
早場米地帯である稲敷地域では、水稲早生品種が収穫期を迎えています。高温の影響で出穂が平年より3日~1週間程度早まったこともあり、平年よりやや早い8月初めから、「ちほみのり」や「あきたこまち」などの収穫が始まりました。8月下旬には「コシヒカリ」などの中生品種も収穫が始まり、本格的な収穫シーズンを迎えます。
普及センターでは実証圃の収穫前に成熟期調査と坪刈りを行い、令和6年産米の収量・品質を調査していきます。
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