ホーム > 茨城を創る > 農林水産業 > 地域の農林水産振興 > 県西地域 > 県西農林事務所経営・普及部門(筑西地域農業改良普及センター) > リアルタイム現地情報 > 県西鉢物生産者協議会が現地検討会を実施
ここから本文です。
更新日:2024年11月22日
令和6年11月7日に、県西鉢物生産者協議会(会長:高橋敏明氏、会員数:12名)が現地検討会を開催し、8名の会員が参加しました。坂東市1か所と筑西市2か所、あわせて3か所の会員圃場を回り、各圃場で担当会員が経営概要を説明した後、圃場を見ながら意見交換を行いました。
今年は9月まで厳しい暑さが続き、10月以降も気温の高い状況となったため、露地のハボタンでは着色の遅れが見られました。また、キキョウでは8月に局地的大雨が頻発し、病害の発生や防除回数が増加するなど気象の影響が少なからず見られました。さらに、品目によっては夏期の高温時の影響で、平坦地では生産が難しいものが出てきているといった問題も聞かれました。その一方で、自家生産物以外の花材を使ってカタログ商品を製作して発送する、あるいは野菜や果樹など花き以外の品目の生産を拡大するなどの取り組みも紹介されました。
温暖化による気象変化が花き生産にも様々な影響を及ぼしています。このような中、今回巡回した会員の鉢花や花苗の生産現場の状況や、経営の拡大や安定化に向けた取り組みに関して意見交換をすることができ、有意義な検討会となりました
左:筑西市圃場のハボタン
右:筑西市圃場のクレマチス
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください